
腓骨疲労骨折
このようなお悩みはありませんか?
- 走っていると足首の外側が痛む
- ジャンプした後、すねの外側に違和感がある
- 運動量を増やしたらすねの痛みも増してきた
- 休養をとっても運動を再開すると痛みが戻ってくる
腓骨疲労骨折とは
腓骨疲労骨折は、ランニングやジャンプなどの繰り返しの負荷が腓骨に加わることによって引き起こされる骨折です。脛骨疲労骨折と同様に跳躍型と疾走型に分けられています。
跳躍型は近位1/3、疾走型は遠位1/3に好発するといわれてきましたが、スポーツ種目にかかわらず近位に20%、中央5%、遠位に75%程度の発生がみられ、各高位ともに難治例はほとんどなく近位例と遠位例に特徴の差はないといわれています。下腿疲労骨折では、脛骨の発生が多く腓骨は約5%です。

腓骨疲労骨折の原因
腓骨疲労骨折は、繰り返しの負荷や過度なストレスによって引き起こされます。以下に、主な原因を記載しています。
主な原因
- 活動量の急激な増加
- 筋肉量の減少
- 骨密度の低下
- 外反膝 など

主な症状
- 圧痛
- 運動時痛
- 進行すると安静時痛
- hopテスト など

当院での施術

エコー検査
ケガの部位や状態を正しく把握するためエコー検査を行います。

病院紹介
骨傷の疑いがあり精密検査が必要と判断した場合は、近隣病院へご紹介しております。

物理療法
早期回復のため、信頼度の高い物理療法機器を取り揃えております。組織の修復と疼痛の緩和を促します。

徒手療法・ストレッチ
筋肉をほぐし、ストレッチをすることで患部にかかる偏った負担を減らすことができます。

運動療法
柔軟性の向上や筋力バランスを整えるために運動療法を行います。

インソール
足部のアライメントを矯正するインソールを作成します。
参考資料
- スポーツ整形外科学/文光堂