
骨盤疲労骨折
このようなお悩みはありませんか?
- 運動や歩行時に骨盤周辺に痛みを感じる
- ボールを蹴る時に鼡径部が痛い
- 休憩すると軽快するが、運動中や後に痛い
- トレーニング量を増やしたら骨盤に痛みが出てきた
骨盤疲労骨折とは
骨盤の疲労骨折は同じ動作の繰り返しによって、恥骨下枝と坐骨下枝の結合部および恥骨上枝に起こることが多いです。
疲労骨折の特性上、繰り返し同じところにストレスがかかる動作を見つけ出すことが重要となります。例えば、長距離ランナーは「走る動作」を繰り返すので、骨盤の恥骨枝や坐骨枝にストレスが集中しやすいです。サッカーではインステップキックを繰り返して行うことで踏み込み脚側の恥骨結合にストレスが集中しやすくなります。
また、ホルモン異常や栄養状態の不均衡などで骨粗鬆症傾向にあると疲労骨折につながる要因となります。

骨盤疲労骨折の原因
主な原因
- 同じ動作を繰り返し行う
- 骨盤のアライメント変化
- 筋力低下
- 筋の拘縮
- 股関節の開排制限
- トレンデレンブルグ徴候陽性 など

主な症状
- 圧痛
- 大腿部や膝へ放散する痛み
- 会陰部や恥骨部の痛み
- positive standing sign陽性

当院での施術

病院紹介
骨傷の疑いがあり精密検査が必要と判断した場合は、近隣病院へご紹介しております。

物理療法
早期回復のため、信頼度の高い物理療法機器を取り揃えております。組織の修復や疼痛の軽減を促します。

徒手療法・ストレッチ
筋肉をほぐすことにより、筋緊張・痛みの緩和などを促します。また、股関節周囲のストレッチをすることで患部にかかる負担を減らすことができます。

運動療法
股関節の可動域を高めることと体幹の軸を安定性を高めるために運動療法を行います。
参考資料
- 標準整形外科学/医学書院
- スポーツ整形外科学/文光堂