
脛骨疲労骨折
このようなお悩みはありませんか?
- 走ったり、ジャンプしたりするとすねが痛い
- 運動後にすねの痛みが長引く
- すねを押すと痛みがある
- 運動量を増やしたらすねの痛みが出てきた
脛骨疲労骨折とは
脛骨疲労骨折はスポーツなどによる反復的な負荷が脛骨に繰り返し加わることによって生じる骨折です。主にランニングで生じるものは疾走型、主にジャンプで生じるものは跳躍型といわれます。
疾走型は骨幹部の後方・後内方に発症し、近位から遠位まで広範囲でみられます。あらゆるスポーツで発症しますが、陸上の長距離選手に圧倒的に多いです。
跳躍型は骨幹中央1/3前方に生じ、バレーボール、バスケットボール、クラシック・バレエによる発症が全体の半数を占めています。
下肢疲労骨折の約40%が脛骨疾走型で、脛骨跳躍型は約10%といわれています。すねに痛みを引き起こす障害であるシンスプリントとの鑑別が重要です。

脛骨疲労骨折の原因
主な原因
- 繰り返しのランニングやジャンプ動作
- 急激な運動量の増加
- 筋力の不足
- アンバランスな筋力
- 未熟な技術・フォーム
- 身体の柔軟性不足 など

主な症状
- 圧痛
- 運動時痛
- 進行すると安静時痛
- hopテスト など

当院での施術

エコー検査
ケガの部位や状態を正しく把握するためエコー検査を行います。

病院紹介
骨傷の疑いがあり精密検査が必要と判断した場合は、近隣病院へご紹介しております。

物理療法
早期回復のため、信頼度の高い物理療法機器を取り揃えております。組織の修復と疼痛の緩和を促します。

徒手療法・ストレッチ
筋肉をほぐし、ストレッチをすることで患部にかかる偏った負担を減らすことができます。

運動療法
柔軟性の向上や筋力バランスを整えるために運動療法を行います。

インソール
足部のアライメントを矯正するインソールを作成します。
参考資料
- 標準整形外科学/医学書院
- 病気がみえる Vol.11運動器・整形外科/MEDIC MEDIA